夏の早朝

空想や妄想をしてみたい。

服装という武装

 

可愛い服が好き。

ただ「可愛い服」と言っても、人それぞれイメージは異なると思う。


わたしは、赤色、白色、水色、レモン色、チェック柄、くま柄、パッチワーク、白いブラウス、レース、リボンなどが取り入れられた服が好きです…。

ブランドで言うと「PINK HOUSE」とか……。

(なんか書いてて恥ずかしくなりました なぜか…)

 

おそらく今書いた好みから、すずめ園は「女の子っぽい服装」が好きなんだなと思われたことでしょう。自分の中に「女の子らしい可愛い服を着よう」「〇〇ちゃんみたいになりたい」というような意思があって選択しているわけではなく、自分が良いなと思うものを選んだ結果として、可愛らしい系の服装になってしまっただけです…。

 

服装の力は偉大だと思う。

自分自信の表現にもなるし、好きなものを自分の体の一部のように纏って歩けば、それは素晴らしい武器になる。


お気に入りの服装で出かけた日は、普段のわたしよりも、ちょっとだけ強くなった気分になれる。人にジロジロと見られても不思議と恥ずかしくない。

きっと浮かれているので、デパートのエスカレーターの鏡に映る自分も、ショーウィンドウに映る自分も、絶対に可愛いと思える。

反対に、慌てて変な服装をしてきてしまった時は、変な感じがしてずっと気になってしまう。胸を張っていられなく、1日中そわそわした気持ち。

 

いつでも好きな服装ができたら良いけれど、そうはいかなかったりする。

 

以前「物事に無関心」レッテルを貼られてしまった時は、服装は一応自由ではあるけれど、仕事環境にふさわしいカジュアルな服装をしなければならなかった。
わたしは、普段の自分とは別ジャンルの服装の「オシャレ・オシャレじゃない」の基準が全くわからない。
いくらネットで調べても、どんな服を買えば良いのか全くわからないし、いつも信じられないくらいダサかった。街中を歩いていても、普段の派手な服装よりずっと人混みに馴染んでいるはずなのに、すごく居心地が悪い。

 

好きじゃない服を身に纏っている、生き心地の悪さを初めて知った時。
着ていると生気が吸い取られていくようで、全部が嘘。嘘すぎる自分に腹が立った。


制服やスーツ、儀式に合わせた服装などは、もう定型が決まり切っていてあまり選択の余地がないので良い。好きじゃなくても、仕方ないので何も考えずに着ることができる。

しかし、ある程度自由があるけれど正解が決まっていて、"そういう人にならないといけない"みたいな服が本当に本当に苦手だと思った。

 

上手く言えないけど、スタイルが決められている服と言えば良いのだろうか。オフィスカジュアル、モテそうな女っぽい服… とか。(あんまり思い浮かばなかったよ)

そういう「〇〇っぽい」に当てはまる服装をしていると、嘘を纏っているのに平気な顔をして笑っている自分に強めの違和感を感じてしまうのだ。

(まあ、わたしの普段の服装も他人から見たら、もろに「高円寺あたりにいそうな女の服装」に当てはまっているのだろうけど……。)

 

何かに当てはまる服装より、ここにしかいない自分の服装をしたいし、いつでも、自分が1番強くなれる服を着て歩けたらいいのにな。

 

でもこんなのはわがまますぎるし、我慢してほしい。

そういうものだ、って思いすぎるのは良くないけど、わたしはもうちょっと思ったほうがいいのかも。

 

って思ったり思わなかったり。

 

 

今日の1枚。

 

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昨日行った「おもしろ古本市」のお店で買った、中国のタバコ柄のシャツ。最初に書いた好きな服装のテイストとは全然違うけど、可愛くて気に入っている。