真夜中に眠れ
本来だったら、
この時間は 考え事をするためにあった。
真っ暗な部屋の手元に蛍光灯。
ノートを広げながら、何かを考えているふりをして壁や空を見る時間。
そんな、暗闇に包まれて、ネットサーフィンや落書きをしているだけで 素晴らしいアイディアや導きが降ってくるわけはないのに、自分にとってすごく意味のある時間のような気がしていた。
わたしはぼんやりする時間を人生のなかでもかなり重視している。それは私生活でも、なにか仕事や作業をしている時でも。
すごく忙しい時にそう気がついたのだ。
忙しいといっても、全く眠る時間がないとか、疲れ果てて死んでしまいそうなほどではないのに、何がこんなに苦しいのだろうと考えた。
自分の中で出た答えが
「ぼんやりできない」「ひとりになれない」からだった。
それまでは自然にそういった時間を取ることができていたのに、忙しかった時は、精神的にひとりで、深く息をつくような時間があまりなかった。
プライベートはもちろん、仕事・作業中も、ぼんやりとまではいかないが(ぼんやりしたらダメだし)、頭の中にちょっとは隙間がないと、きっと ずっと苦しい。
逆に、いまはぼんやりしすぎている。
わたしは「寝る」という漢字があまり好きではなく、わざと「眠る」と書くことが多々ある。
「寝」ってバランスが良くない気がするし、へんな隙間が多くてあんまり可愛くないなぁ と。
(寝 のファンの方いたらごめんなさい)
昨日、父が「いいね、飯、炊きたて、うまい」とちいさく言いながら ごはんのおかわりをよそっていた。
その姿 台詞 いいね 。
【お知らせ】
noteをはじめました。
これです ⇒ すずめ園|note
みんなやってるし、好きな人たちもやってるから、うらやましくなってわたしもアカウントを作りました。
さっき初投稿もしてきました。
はてなでの毎日ブログの更新は続けるので、おそらく月2〜3本ペースでの投稿になると考えられます。
はてなブログでは、ひたすら文、ですがnoteは少し違ったものを書いていく予定です。
よろしければ、フォローよろしくお願いいたします。
今日の1枚。
よく見つめている部屋の白い壁
壁、すこし美肌加工させてもらいました。
古い家なのでちょっと自信がなくて…
noteで ほぼはじめて「ですます調」を使った文章を書いてみた。「ですます調」って語尾のバリエーションが少ないから避けていたのだけど、やさしく見えていい感じかもしれない、ですね。