ちいさないっぽ
片付けは苦手ではないはずなのに、わたしの部屋はずっと散らかっている。
以前は普通程度に片付いていたはずなのに、ここ1〜2年くらいでかなり散らかった気がする。
とにかく物が多い。本やCDはもちろん、大きさがバラバラのZINEやフライヤー、こまごまとした雑貨類を集めるのが好きだ。しかし、収納場所があまり定まっていないため、きれいに並んでいるところと、何があるのか把握できていない物だらけの場所が混在している。
本棚の足元には、本棚のどの部分に収納するか決められなかった本やCDが、床の上に積んだまま、荒れて様子で広がっている。
6月にIKEAで買った真っ白な机の上には、つまみ食いをするように、あちこち少量ずつ読んでは寝かせてを繰り返している積読本たちが、文字通り隅の方に積み重なっている。
初めは1つしかなかった山が、いつしか2つ、3つにもなり、全部読みたい本のはずだったのに、壁となって、この机で文章を書いたり考え事をする わたしのことを圧迫するようになっていた。
机のある場所から部屋を出るときに布団の上を通らなければいけないことも、本棚の足元の山も、机の上の無造作な壁ことも、本当はずっとモヤモヤしていた。それが当たり前のようにこの部屋で生活をしていたが、知らぬ間にわたしの心の中でちいさな障害となり、悪い空気のかたまりのように漂っていた。
この状況が嫌になってか、突然、昨日の夜中に少しだけ整理をしようと思い立った。
本棚の近くにあった本とCDはあるべき場所に仕舞い、溢れたものは紙袋に入れた。色とりどりの小さな山はなくなり、代わりにその場所にはフローリングが現れた。
机の上の壁を崩し、何冊かは本棚に移動させて、使えるスペースを広げた。残ったものは詩歌と小説に分けて机の上に置き、空いたところに熱海ドロップスの缶と赤いランプを飾った。
小さな変化だけど、これだけでだいぶ片付いた気分。
と、思って部屋を見回してみると、
机の後ろには書類の山、クローゼットの近くには思い出の品が入った大きな紙袋、クリーニングに出して返ってきた冬物のアウター(クローゼットに入らない)があった。
まだまだ全然片付きそうにない。
#ひだりききクラブの自由律俳句交換日記、
出雲にっきちゃんの自由律俳句が公開されました。
超楽しみにしてたんだ・・・
すらすら読むのはもったいないし、できないので、1句ずつ味わいながら読みました。
来週はわたしがお返事を書く番。
書き溜めている俳句はたくさんあるけれど、にっきちゃんの交換日記のあまりの素敵さに、もっと良い句を詠もう…!と強く思いました。(どんなものか上手く言えないけど、とにかく良い句…です)
あの句が好きだな、というのを今すぐここで書きたいけれど、我慢して自分のターンまで取っておきたいな。来週もたのしみ。
今日の1枚。
去年、熱海駅で買った 熱海ドロップス。
数年ぶりに食べてもハッカ味ばかり入ってる気がした。
ちなみに熱海ドロップス、裏はもっと素敵なんです。
こんな花火がいいな。