夏の早朝

空想や妄想をしてみたい。

カップ麺の底を嗅ぐ人

 

今日コンビニに行ったら、カップ麺の底のにおいを必死に嗅いでる人を見かけた。銘柄は見えなかったけれど、赤かったから中本系の何かだと思う。

 

ラーメンを上方斜め45度に構え、それを見上げるような形で、カップの底に顔を近づけてにおいを嗅いでいた。

 

1つ嗅いで棚に戻して、また別の、同じ銘柄だと思われる赤いカップ麺を手に取って底を嗅いでいた。

 

わたしは普段、このようなちょっと変わった行動をしている人を見かけても「なんかやってるな…」と思うだけで、そんなにじろじろ見たり引いたりすることはない。

 

しかし今日はなぜか凝視してしまった。

しかも微妙に目が合ってしまった。

 

わたしは知らない顔をして、その人の横を通り過ぎ、別に欲しくもないスイーツコーナーを見るフリをしながら、またその人の様子をちょっと見た。

 

その人がこちらを見ていた。

 

わたしはカルピスソーダと濃いカルピスを買って帰った。

 

濃いカルピスをカルピスソーダで割って飲んだ。それに意味があるのかはわからない。

 

いっぱい見てしまってごめんなさい。

納得できるラーメンは買えたのかな。

 

 

今日の1枚。

 

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わたしがこの間食べたカップ麺です。

かやくが袋からコロコロ出てくるところがかわい〜と思って撮りました。

写真は既にかやく出ちゃってますが。

 

今まで、どん兵衛緑のたぬきは同一商品だと思ってたのですが、これを食べて「わたしが好きなのって緑のたぬきだったんだな」と気づきました。やっぱりたぬきがかたまりで乗っているほうが良い。

 

旅に出たい気持ちが強い。もう半年くらい都内を出ていないかもしれない。

小さな空港も、サービスエリアも、フェリー乗り場も、バスターミナルも全部行きたい。

和歌山県からフェリーに乗って徳島県に行きたい。

そして柄が詳細なマンホール蓋を観察したい。

 

ということばかり考えています。