思い出してしまうこと
たまに思い出し笑いをしてしまうことは誰でもあると思うけど、今日のわたしは特に酷かった。今日に限定しなくても、もしかしたら人より思い出し笑いの回数が多いかもしれないけど。
昨日、面白い動画やテレビをたくさん観たこともあり、気持ち悪いほど思い出し笑いしてしまった。
一瞬クスッとするレベルではなく、実際に目の前で面白いものを見ている時とほとんど変わらないテンションで笑ってしまった。ひとりの自分の部屋で。しかも壁を見ながら。
……。
最近、わたしが思い出し笑いをしてしまう鉄板のネタが3つある。
まず1つめ。
「ドラマ『まだ結婚できない男』第3話で「これならすれ違ってるだけに見えるでしょう」と言って桑野(阿部寛)が後ろ向きで歩きながら早紀(深川麻衣)と話すシーン」
主人公の結婚できない男・桑野が、隣の部屋に住んでる女優・早紀とその元恋人が揉めてるところを目撃して、止めに入ったところをちょうど週刊誌に撮られてしまう。
後日、早紀に話があって(?)近所の夜の道で話しかけようとするけど、また撮られてしまうといけないので「これなら撮られてもすれ違ってるだけに見えるでしょう」と、早紀の真横の位置をキープしながら後ろ向きに歩きながら話す…という場面。
全く意味わからないね、すみません。
わたしは『結婚できない男』も『まだ結婚できない男』も見たことがないのに、偶然見かけたこのシーンだけが強烈に頭に残っている。
阿部寛さんが “すれ違ってる瞬間”を保ちながら、後ろ向きになって歩き続けるという奇妙な構図が面白すぎて忘れられない。
2つめ。
「夕方のニュースで報道された女のおちゃらけてる顔写真が母に激似」
ニュースを見ていたら急に母そっくりの顔が出てきて衝撃だった。真顔はそんなに似ていなかったけど、おちゃらけてる時の女の顔が本人かと思うレベルで似ていた。母本人も似てると認めた。
特に、おちゃらけた女の顔写真が、黒い背景にぼわ〜んと大きくなってフェードアウトしていく様子(ニュース番組特有の演出)は、あまりにもおかしくてしばらく笑ってしまった。
たしか窃盗とかで捕まった人で、母に似ているからという理由での笑いだけど、あまり良くないことだと思うのでこれを機に忘れたい…。
3つめ。
「ハゲに行ってたんか、おまえ」
5月8日放送の「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」でCM明けに間に合わず慌ててブースに入ってきたせいやさんに対して、粗品さんが言った一言。
トイレに行った帰り、このままだと放送に間に合わない!と、走ってブースに戻ってきたせいやさんの前髪がすごくハゲていたらしい。
「ハゲに行く」という今までこの世に存在しなかった行いが誕生した瞬間だった。
どんなにハゲている人でも絶対に自分からハゲには行っていないと思う。
…なんでこんなことを紹介してしまったんだろう。
「人が何で思い出し笑いをするか」ほどどうでもいい情報はないし、個人的すぎて全く共感できないこと間違いなしだろう。しかも、3つめ以外はちゃんと面白いことで笑っているわけではないので余計に意味がわからなかったと思う。まあ思い出し笑いってそんなもんだよね。
最近はこの3つが強めに印象に残っているけど、わたしは「塾の先生が間抜けなことをしてしまった瞬間」という性格の悪すぎるツボがある。これに関してはもう8年くらい経つので頻繁には思い出さないが、詳細を1から思い出そうとした時にちゃんと笑えてしまう。先生ごめんなさい。
思い出し笑いしそうになったときの処方箋があればください。
明日は今日よりもマシな、性格の良いブログを書きます…。
今日の1枚。
この前IKEAで買ったバニラの香りのキャンドル。
いつも手前の方に偏って溶けていく。
ちょっと寒いので今からこれで暖をとろうと思います。