銭湯初心者
家の給湯器が壊れたので、昨日から銭湯通いをすることになった。
まず、スーパーでトラベル用のシャンプー&リンスセットと牛乳石鹸(青)を買ってきた。
ボディーソープは大きいものを買っても良かったけど、なんとなく石鹸タイプを選んだ。そして石鹸と言えば 絶対に牛乳石鹸なので、牛乳石鹸にした。表面には牛のシルエット、裏面には「COW」と彫られていた。
いざ、銭湯へ。
お風呂に浸かる前に、髪と体を洗う。
洗い場の足元には青と赤のカランの蛇口ある。
お湯を出そうと蛇口をひねってみても、お湯は出ないどころか、全く手応えがないまま空振りをし続けた。
わたしのところだけ壊れているのかと思って、隣の蛇口を回しても同じようになった。
カランを出すのは諦めた。
楽しみにしていた牛乳石鹸は、流しても流しても永遠にぬるぬるしていた。箱には「さっぱり」と書いてあったのにな、と思いながら頑張って流した。不安になるくらい、ずっとぬるぬるしていた。
1番スタンダードっぽいお風呂には先客のおばちゃんたちがいたので、ジェットバスに入ってみることにした。座り湯に入り、スイッチを押す。すると、勢いよく泡が出てきた。ふと水面を見ると、まるで沸騰した鍋の中のようになっていて、じゃがバターになるじゃがいもってこんな気持ちかなと考えたりもした。
露天風呂があったので、そちらも行ってみることにした。
端の方の岩に寄りかかって、空を見上げた。もう20時すぎだったから、かなり暗い色をしていたけれど、決して完全な黒ではなく、黒に近い深い青色みたいだった。
もし、ここから見えている空が、とある明朝体の文字の一部で しかもそれが「玉」という字の点の部分だったとしたら、文字全体を構成する空はどのくらいの都市を覆うのだろうかとか考えていた。
意味がわからなすぎるが、なぜかそんなことを考えた。なんでこんなこと考えちゃったんだろう。
洗い場で、お風呂の椅子に座りながら歯ブラシをくわえている人を見かけた。
その姿がとても可愛らしかったので、ぜひともわたしもマネしたいと思った。明日からやってみよう。楽しみ。
カランって、回すんじゃなくて押せばよかったんですね。
今日の1枚。
上海の石鹸ケースもバッグも可愛いね…
石鹸ケースはブッタマシーンの展示に行った時に買ったもの。今までは小物入れにしていたけど、ついに本来の用途で使う日が来たみたい。
せっかくの銭湯チャンスなので、毎日別の銭湯に行こうと思った。昨日は1番近所の銭湯だったから、今日は2,3番目に近いところに行くことにした。ペンギンのイラストが描かれた銭湯用バッグを片手に、楽しみに向かったのに休業日だった。また明日行こう。
¥470を出して入浴しているので、つい家のお風呂より長風呂をしてしまう。夏のお風呂はあつい。