趣味は帰り道
去年はじめて気づいたこと、わたしは帰り道がとても好きだ。
目的からの解放と帰宅への高揚感を楽しんでいる。
それまでの用事や遊びが楽しいものでも、つまらないものであっても、帰り道は平等に良い。
長い徒歩を試みるのも、行きよりも、だいたいは帰り道だったりする。
一時期、毎日バスを乗り換えて向かって通わなければならない場所があって、その帰り道が1番楽しかった。目的は決して楽しいものではなかったけれど、帰り道がとにかく良かった。
1本目のバスは乗り換え地点までそのまま乗る。乗り換えのバスにはすぐに乗らず、15分くらい音楽やラジオを聴きながら歩く。夕方の空の色と気温が、帰り道の身体に絶妙に合う。途中のコンビニで冷たい飲み物を買ったり、行ったことのないスーパーに意味なく入ってパンのコーナーを眺める。
適当なところまで歩いたら、またバスに乗って自宅の最寄りのバス停まで行って帰宅する。
こんなふうに、自分から余白を作って無駄に過ごす帰り道が好きでした。
わたしが日頃からやってみたいなと思っていることは、とてもレベルが低いものばかりだ。
最近だと、公園に行って読書をしたい、〇〇という銭湯に行きたい、川に行って読書をしたり水面を眺めたりしたい、コメダに行きたい、近所のスタバに行きたい、三ツ矢サイダー買いたいな… とか。
こんなもの1、2日あれば全部できるはずなのに日中は暑いし日焼けするので実行できない。今日もテレビを見て読書をして終わった。
三ツ矢サイダーに限っては、今から徒歩1分の自動販売機で買ってくればすぐ達成できる。早く買いに行けばいいのに。
全く関係ないけれど、ずっと前から音楽を聴きながら自転車に乗りたいなと思い続けている。
これは交通ルール上、なかなか叶わないことだ。
すごく簡単にできそうなことなのに、満足に走り回れるくらい広い私有地がないとできない。
今日の1枚。
全然今日じゃないどころか、去年の12月の写真
問題です。
この中でわたしが1番食べたいメニューはなんでしょうか。
正解は、
「バナナフロート」でした。
実際に食べたのはちょうど真ん中に隠れている「プリンローヤル」です。「紅茶」も。
フルーツと生クリームとアイスたっぷりで、食べてすぐにお腹壊した。でも美味しかったです。