夏の早朝

空想や妄想をしてみたい。

注意力散漫

 

早起きしないと日が短い。そしていつまでも眠い。


映像を映像のまま記憶できないということに最近気づいた。
思い返してみても、自分の中にある思い出や体験は、内容と場面はスライドショー的にぼんやり覚えていても、頭の中では人も物も一切動いてくれない。自らの思い出・体験だけではなく、映像として見たもの(映画、動画)も同じで、頭の中ではずっとおぼろげな写真未満のままだ。


自分が娯楽を食べてしまっていると感じているのは、脳内で全然映像が流れてくれないからで、何かを鑑賞している時、指の隙間から大切な“動”の部分がたくさんこぼれ落ちているからかもしれない。そしててのひらには、少しの光景とセリフと映像のカケラだけが残る。動画の部分が欠落した、カケラだけをつぎはぎしたものが記憶されるので物語の全体を上手く捉えられない。その結果として、感想をちゃんと考えるのが苦手になったのだと思った。

 

すごい、妄想とこじつけ。

 

というか、考えるってなんだ。

音声でも文字でもない、目にも見えない何かが、暗闇や、洗い物をしている時の手元、風呂場の曇った鏡、トイレのドアの木目、後ろに猛スピードで流れていく景色などに透過して浮かび続けている。

 

一体なんなんだ。

 

すごく楽しくて全く不安のない瞬間でも、思い出したくないのに、不安や解決していない問題のことが思い出される。それまで楽しくて忘れていたはずなのに、毎回と言っていいほど少し思い出す。わたしの意識が、もはや意図的にそういった記憶を引きずり出してくる。

 

これも、一体なんなんだろうか。

 

最近、本をつづきから読まないことにしている。作者の意図していないようなめちゃくちゃな順序で読んでいる。

きっと作者の意向や時系列があって、エピソードが並べられているはずなのに、あえてそれを無視ししてみている。自分の中で実験的に。

ある時、順番に読むといつまでもまっすぐにしか進めなくて、その感じがとてももどかしくなった。昔より集中力がなくなってしまったから、そう思ったのかもしれない。

作者には少し申し訳ないけれど、複数の本を様々な場所から読み、行ったりきたりするのも楽しいです。たまにはいいよね。


小説や漫画では無理な方法だけど、エッセイや俳句・詩などはそうしている。

 


いきなり157ページを開く。

そして、また次の日も157ページを開いてしまった。

 

開きやすいんだろうなぁ、157ページ。

 

 


今日の1枚。

 

f:id:natsuno_soucho:20200725002245j:image

 

ゼリーだけどほぼ水族館じゃないか

 

ゼリーばかり飲んでいる。

おとといもレモンスカッシュゼリーを飲んだし、今日は濃いメロンゼリーとぶどうのしゅわしゅわゼリーを飲んだ。

 

昨日『風の谷のナウシカ』を観た。

別に、ナウシカにハマって浮かれているではないのだが、今日も「風の谷の〜 ナウ〜シカぁ〜」と、スマホを見ながらご機嫌に歌ってしまった。