夏の早朝

空想や妄想をしてみたい。

カフェラテに魔

 

2月になった。だから明日は節分ですね。

節分は好きな年間行事ランキング3、4位くらいなので(バレンタインと順位を争っている) 楽しみです。わたしは誕生日やハロウィンよりみんな同じラインに立てるイベントが好きだ。

大人の年齢になってからは恵方巻きは食べたり食べなかったりですが、食べる時には席を立って今年の方角を向き、最後まで無言で食べきる というルール(?)を律儀に守っている。小学生の時に刷り込まれた「恵方巻きの食べ方」に意味は感じていないし、やらなければならない理由もわからないけど、それを守らないとなんとなく 自分の気持ち的にあんまり良くないような、そんなふうになってしまっている。お笑い番組でも見ながら座って食べる人のほうがずっと幸せになれるだろう。

 

昨日の夜、自動販売機でカフェオレを買った。

甘酒を買うつもりでいたのに、気がつくとわたしの右手には、あったか〜いカフェオレ缶が握られていた。

今まで、自動販売機でなにかを選ぶときに「カフェオレ」という選択が自分の中に存在したことなんて一度もなかった。というか多くの自動販売機の一番下の段ある、同じようなパッケージがいくつか並んでるゾーンは、自分には無関係で存在しないもの同然だった。でも昨日の夜はたぶん魔が差したのだ。コーヒーという魔でした。ちゃんとわたしの目にも見えてたし、むしろ輝いていた。

 

2013年にエビ中が「がぶ飲み」とコラボしていたことがあった。ラベルにはメンバーひとりひとりの写真が印刷されていたので、わたしはいろんな味のがぶ飲みを買っては、きれいに剥がしたラベルをコレクションしていた。

同じく2013年の12月、その日はエビ中さいたまスーパーアリーナでの大学芸会があるため、大宮に来ていた。ライブが始まる前にがぶ飲みを買おうと思い、スーパーで「がぶ飲み ミルクカフェラテ」を手に入れた。飲んでみたら、なぜかやや動悸がし始め、血が騒ぐような感じになったので、コーヒーやばすぎ…と思った。それ以来、「コーヒー系の飲み物を飲むと手が震えるから飲まない」という独自のルールを設定しました。

 

だけど昨日は製本・発送の作業が終わった達成感でいつものわたしと違ったのでしょう。すべてがいける気がしてカフェラテを買った。

 

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このまえガチャガチャしたやつ

真っ暗でもかなり光るのでたのしいよ

たまにはカフェラテも良いかもしれないです

 

まだあけましておめでとうって言えてないから

 

にっきちゃんに会った。

待ち合わせに遅刻してきたわたしに「あけましておめでとうございます」と言ってくれた。もうとっくにお正月は過ぎたけれど、今年初めて会うからあけおめなのでした。

 

わたしは、一応1月中ではあるけどとっくにお正月ではない時期に初めて会う人に対して、「あけましておめでとう」となかなか言えない。おそらく相手は「今年になって初めて会うな」「あけましておめでとう」なんて考えていないはずなので、言いたいけど言えずに心の中に留めておくことが多い。わたしは意外と「あけましておめでとう」を言いたい派だ。でもなぜか言えない。待ち合わせ前に寄ったコンビニで、友だちが好きなお菓子を見つけて買っていっても、なんとなく言い出せなくて家に帰って自分で食べることもよくある。言えばいいし、渡せばいいのに。

きっと今日も、にっきちゃんが「あけましておめでとう」を言ってくれなかったら、心の中で「あけましておめでとうって言いたいな…」という気持ちを抱えたまま、言い出せずに終わっていただろうな。なので、ちゃんと「あけましておめでとう」のあいさつを交わせたことがとても嬉しかったです。今年もよろしくね。

 

キンコーズでばりばりと印刷をして、インドカレー屋さんでカレーとナンのセットをもりもりと食べた。焼き立てのナンのにおい、何かに似てると思ったら、たい焼きのはしっこのパリパリの部分だった。絶対にそう。

インドカレー屋さんの店員さん(たぶんインド人)って、だいたいやさしい気がする。

わたしの好きなインドカレー屋さんでは、必ず食事中に「辛さは大丈夫ですか?」「おいしいですか?」と店員さんが聞きにくる。毎回そうなので、たぶん接客マニュアルに『☆カレーをご注文いただいたお客様には「辛さはいかがですか?」と一言お声がけをしましょう。』と書いてあるんだと思う。

今日の店も、わたしがカレーの辛さで「マイルド」を選んだら「辛いの苦手なの?」と声をかけてくれたし、手を洗いにトイレに行こうとしたら、トイレまでわりと距離があったのにも関わらず、わたしの行き先をすぐに察して「こっちだよ」と案内してくれた。それから、ナンのおかわりを2人で分けたいので1枚だけお願いしますと注文したら、縦半分に切られたナンが運ばれてきた。横より平等だもんね。カレーおいしかったな。

 

それからにっきちゃんの家にお邪魔して、ホッチキス留めをしたり袋詰めをして2ヶ月遅れのサンタさん的な気分になりました。

友だちと会った次の日は、睡眠時間が少なくてもすっきり目覚めることができ、心身ともにさわやかな1日を迎えられる説が最近のわたしの中であるので、きっと明日も良い感じの日になるんだと思う。まだお風呂に入ってないし、睡眠時間がそんなに長くはないことも確定してるし。

 

にっきちゃんとは別れ際、もう一度「今年もよろしくお願いします」と言って手を振りました。

 

今年もよろしくお願いします。


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自撮り  in  電車 (無音カメラだよ)

この服にはクリスマスツリーの模様のワッペンがたくさん付いている。もう2月になるし、11月からずっと着ている。

 

先ほどテレビで「金の無心」という言葉を見かけた。まったく良い意味ではないけれど単語としていいな〜 と思ったのだけど、そう思った瞬間、たぶん全く同じことを前にも書いたことも思い出した。いつだか忘れたけど、たぶん書いた。久しぶりに「金の無心」という単語を見たけど、やはり同じように良いと思ったか。感性一緒。

 

自転車圏内の生活

 

徒歩圏内に駅があって、すぐそこの角を曲がればコンビニの生活なら。きっとわたしは肉まんたくさん食べるな、そんな気がする。

 

徒歩圏内の生活に憧れている。

わたしの住む家は最寄り駅から遠い。どのくらい遠いのかというと、30〜35分は歩かないと駅に着かないほどだ。電車を降りて、ちょっと駅前で買い物をしてから歩けば、1時間のラジオ番組を聴くにはちょうど良いかもしれないが、帰り道にしてはちょっと長すぎる。

どこに行くにも徒歩では遠いので、いつも自転車に乗っている。近いのは小4以来一度も行っていないラーメン屋だけだ。

 

目が覚めても、「わたしは1ヶ月後にせきしろさんと又吉さんに会うんだ……」と、すぐに思い出された。何でもない日なのに世界が2℃明るい。みつあみをして、それを輪っかみたいにまとめた髪型にして、赤とピンクの服で街へ出かけた。

ロフトで、トイプードルをしょってるおばちゃんが真剣にフライパンを選んでいた。人形じゃなくて本物のトイプードルだった。犬と目が合いたくて、おばちゃんの後ろを2回ほど通ったり、犬をじっと見たりしたけれど、おばちゃんはフライパンに夢中でわたしには気づかなかった。赤い不審人物よりも、フライパンに夢中になったほうが良いに決まっているけど、犬をよしよしできる展開にも少し期待していた。

 

化粧品と手帳と本を買ったけど、今日は見ようと思った商品の前に必ず他の人がいる日だった。

 

近くの街にだって、まだまだ知らない模様の蓋がたくさんある。

今日は新しいものを2つ見つけた。人通りがそこそこある場所に設置されていたので、タイミング的にも気持ち的にも撮影難易度が高かった。「誰も見てない」という心の声はいつも暗闇の中にあったけれど、今日に限っては街中で蓋を撮ろうとするわたしの背中を強く押してくれた。

 

 

2月27日に出雲にっきちゃんの生誕祭があります! すずめ園もゲストで出ます

去年にっきちゃんに出会ってから、わたしの人生は確実に良い方向に向かってる なんて思えちゃう。会うたびに新しいときめきをくれる 大好きな友だちです。初めて会ったときなんて、次の日になっても一日中にっきちゃんのことが頭から離れなかったくらい。(とても好き… )

すずめ園も出演者としてより素敵イベントになるようお手伝いできたらいいな。一緒ににっきちゃんのお誕生日をお祝いしたいです。

 

 

2月は28回だけ過ごせるので、28回とも良い感じに過ごしていけたらね。

 

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素敵階段〜

 

では

 

良いチャーハンをたべた

 

今日は昼にセブンイレブンの、カップ麺みたいなかたちのカップに入ったチャーハンを食べた。わたしは丸いチャーハンか、平らなチャーハンしか知らないので、円柱形のチャーハンは珍しく、あたらしい食べもののように思えた。セブンのチャーハン美味しい。かわいい、おいしい、好き。(これがnoteにも書いた"自分映え"なんだと思います かにぱんに関しても同じ)

 

プラスチックのスプーンでたべた。

それから夕方には隣の駅まで歩き、電車のなかで先週好きになった曲を聴いてインターネットをした。

スープストックって、来る人来る人みんな女性だなと思って、Twitterで「スープストック 男」と検索してみたら、「女性にとってのスープストックは男性にとっての吉野家みたいだ」というツイートを見つけた。とても吉野家がたべたい。 

 

 

2月28日にせきしろさんと又吉直樹さんとひだりききクラブで「自由律俳句を鑑賞する夜2」というイベントに出ます。

Twitterでは普通っぽい温度で告知をしてますが、、これはヤバすぎるよね… 本当は興奮をそのまま文字にしたかったけれど、いつもの考えすぎでできなかったです。こんなにも心はヤバいのに。

せきしろさんからは以前からお話をいただいていたのですが、又吉さんが出演されると知ったのは、告知とほとんど同じタイミングでした。句集や、小説やエッセイを読んでいた人たちと同じイベントに出られることになるなんて。わたしの人生にこんなスペシャルがあって良いのだろうか…と思った。嬉しさと驚きで、ブワッと心と脳からなにかが出た。にっきちゃんにはやく会いたいです。

 

わたしが自由律俳句と出会ったのは去年の5月でした。きっかけは、かが屋の加賀さんと白武ときおさんの「エロ自由律俳句」だったのですが、よりのめり込むことになったのが、せきしろさんと又吉さんの『カキフライが無いなら来なかった』との出会いでした。3月には3作目の『蕎麦湯が来ない』が出たばかりでしたが、どうしても1作目の「カキフライ」から読みたくて、しかも通販じゃなくて本屋さんで買いたくて、ハシゴした4軒目の本屋さんで手に入れました。

家まで待ちきれず、帰りの電車で本を開きました。そこには今まで読んできた小説やエッセイでは見たことのないようなたっぷりの余白のなかに、自由律俳句がぽつりと並んでいた。1つ目の句を目にした時から、直感的に「わたしは自由律俳句というものがすごく好きかもしれない」と思いました。以前せきしろさんが「自由律俳句はiPhoneのちょっと動く写真」と表現していましたが、まさにそんな感じ。どこかにある、誰かやわたしが見た情景が、文字を通して様々な形で伝わってくるような。実際に見た場所、架空のきもち、音声、におい、光、味とか… たった数十字くらいの文字列なのにこんなにも豊かな表現ができるのかと感銘を受けました。自分にとって、目が醒めるような新しい出会いでした。それまで俳句や歌詞以外の詩に全然共感できないし、興味もなかったのでなおさら衝撃で、というか自分が詩歌類を好きになれる人間だったことにも驚きました…。そして、なぜだか不意に「カキフライの面白さがわかる人と結婚したい……」と思ったことを覚えている。自由律俳句面白すぎる…。

 

先週の日曜日、せきしろさんの『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』を読みました。

せきしろさんの高校時代〜高校卒業後に上京、ハガキにのめり込んでいく日々が書かれたエッセイです。この本めちゃめちゃ面白いのでみなさまぜひ読んで…。

ラジオのネタコーナーの分析からハガキの書き方、出すタイミングなどの戦略的な部分は、職人でない側の自分にとっても興味深くて勉強になります。あのハガキ職人もこんなふうにネタメール考えてるのかな…。自意識や孤独、趣味の合う人に出会えたときの高揚感や、鍵穴から差す光みたいな世界との接点も… 読んでいて共感や憧れがありました。大昔にアイドル活動をしていたとき、わたしにはアイドルしか社会が存在してなかったので、それを思い出した。

 部屋のドアを開けて外に出た瞬間や、散歩の途中で昔のことを思い出すという場面が何度か登場します。そういったところに、せきしろさんの自由律俳句との繋がりを感じて、なんというか すごく良かったです。勘違いかもしれないけど、「この場面って、あの本のあの句じゃない…?」と自分の中で繋がったとき、とても嬉しかったのです。本を読み終わった時にも、「ああ、あの自由律俳句を作ってる人と同じ人だな」と、ふしぎと安心するような感覚がありました。本編の終わり方がすごく好きで(わたしは特に最後の3行が好きです)、当時の憂鬱や情熱や自意識がほの薄く残り続けているような読了感です。そしてカバーの青がよく染みる…

 

せきしろさんのエッセイがすごく面白かったから、流れで急に読書感想文を書いてしまいましたが、とにかくイベント楽しみなのでぜひ観てくださいと言いたかった。一緒に自由律俳句を鑑賞しましょう。

 

最近また考えすぎの波が来ているのですが、なぜだかそれが美味しいみたいな 良い波な気がしています。旨味になるためのやつであってほしい。チャーハンみたいな。

 

 

で     は 

 

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昨日の雪です

 

 

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削げてるし溶けてる

1月24日(日)

夢の中で掃除したのに、起きたら枕もとにジェンガあったし隅っこにホコリがあった。

ちいさいパルムをストーブに当たりながら食べた。ふつうにかじって ざらざらと削げている部分と、溶けた部分が混じってるのが良いねえと思って写真を撮っていたらひだり手にアイスつたってた。ダメだねえ。

昨日は漫画とエッセイをたくさん読めたからおなかいっぱいな感じで眠ったが、今日はパンだけ食べて昼寝ばかりしてしまった。


夕方からやる気が出てちょっと掃除と片付けをした。

わたしの部屋には半年くらい前に買った大きい本棚が2つある。元々8割くらい埋まっていたけど、先週に本を10冊くらい買ったらいよいよ収まりきらない感じなってきてしまった。いよいよ。

でも本買うの止められないし、我慢したくないな。またにっきちゃんと本屋さんに行きたいな。

この土日は本をたくさん読んだからか、暖房をつけて部屋をあたためてみたからか、ぜんぜん眠気に支配されていなくて素晴らしい。わたしは常にねむいし眠いことにずっと悩まされてきたから、いつもこうならいいのにな。

 

片付けをしていたら「この巻だけないじゃん…」と思っていた漫画がふつうに本棚にならんでいたのを発見した。やった〜。

また漫画を読んで寝よう。そうしよう。

 

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そんなに良くはないパルムの削げと溶けが同居した写真です。

想像したパルムとちがう味だったでしょう。

外側のホワイトチョコに氷のつぶがついてステンレスみたいに光ってる

 

好き蓋との出会いとヤッホー茶漬け(富山県高岡市・氷見市〜石川県金沢市)

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10月17日(土)

わたしは北陸新幹線かがやきに乗っていた。

土曜日の朝の車内はまだ空いていて、静かに進んでいく音が心地良い。眠ったり、たまに起きたりを気ままにくりかえす。上越妙高あたりで外を見ると、少し紅葉した山とくもり空が見えた。

 

7ヶ月ぶりの旅を決心したのは2日前のことだった。火曜日に「旅に出ようかな…」という考えが浮かび、散々迷った末、木曜日の夜に宿の予約をした。

旅に出る時の交通手段は、鈍行か深夜バスのどちらかを使うことが多いけど、今回はGo To トラベルの新幹線と宿のセットが安かったので、はじめてGo Toを利用してみた。

 

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やっぱり新幹線といえば、ホット緑茶とトッポだよね…  (この日はトッポ買わなかったけど)

 

新幹線のチケットは金沢まであったけど、手前の新高岡駅で降りるつもりだった。新高岡駅で降りれば徒歩30分のところに高岡駅があり、JR氷見線に乗ることができる。終点の氷見駅にはわたしの好きなマンホール蓋があるのでぜひ会いに行きたい…

そう思って新幹線のホームに行くと、自分の乗る新幹線が新高岡駅に停まらないことが判明した。まだ出発してもないのにもう計画崩れたじゃん、、と思ったけど富山駅で降りて、はくたかに乗り換えることで解決した。良かった…

 

新高岡駅は新幹線が停まるだけあって、大きくて立派な駅だった。

南口にはヴィーナスフォートくらい横長の巨大イオンがあった。初めて訪れる町でもイオンを発見すると、そこで暮らす人の生活を感じられて安心する。

 

わたしの目指すJR高岡駅は北口方面なので、蓋や町並みを観察しながらのんびり歩いた。

 

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カット・パーマができるおしゃれの店 谷川

 

 

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「雪」の文字は北陸や東北でしか見ないから出会えると嬉しい。

 


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高岡市の「高」を象った市章が素敵な蓋たち…

市章が入った蓋はあるものの、ここでは絵柄や文字が入ったようなデザイン蓋は見られなかった。

 

30分ほど歩いて高岡駅に到着した。

高岡駅からはすぐ氷見線に乗る予定だったけど、高岡の町が楽しそうなので、電車はもうちょっと散歩してからにする。

 

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立派な駅のロータリーから見える、すごいオーラを纏ったビル。

 


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スナック街らしき通りと高岡トロフィとツルヤデパート

 

途中、世界観がめちゃめちゃな喫茶店看板を発見した。

 

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外枠はステンドグラス風に天使とディズニーのバンビのイラストでファンシーなのに、その中に大仏の写真って、、一体どんなセンスしてるですか……   最高。

中の雰囲気も良さそうだったので入るかとても迷ったけど、やっぱり先を急ぐことにした。また高岡に来たらぜひ喫茶Joyでごはんを食べたいな。

 

喫茶Joyのある通りを少し進んで、横断歩道を渡ってから右に曲がると、突然遠くのほうに大仏が現れた。

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(すごくわかりにくいけど、真ん中の奥の方に大仏がいる)

 

わたしは大仏類をたぶん人生で一度しか見たことがない。

中学2年生の校外学習で鎌倉に行った時は、それほど興味がないので鎌倉大仏の見学には行かずに、銭洗弁財天で銭を洗っていた。

1年後に修学旅行で京都・奈良に行った時は、奈良の大仏を見るのがコースに組み込まれていたので見学したけど、そんなに興味もないので「ふ〜ん」と思って終了だった。

 

そんな状態だったけど、せっかく近くに来たので大仏を見に行くことにした。はじめての自主的な大仏。

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この大仏は高岡大仏というらしい。

高岡大仏は、鎌倉、奈良に並ぶ三大大仏のひとつだそう。はじめに遠くから見た感じよりかなり小さめだったので、三大大仏には大きさが重要ではないっぽい。遠くからでもよく見える輪っかと、やけに平面的な背中が印象的だった。

 

大仏を見終わって、来た道と反対方向に歩いていると、左のほうに先の見えないぐにゃんと曲がった道を見つけた。

 

面白そうな道だなと思って進んでみると…

 

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大仏飲食店街……


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すごい、すごすぎる、、


まず「大仏飲食店街」というネーミングも、隠されてるみたいな道に存在するのも、なんだかここ一帯だけ別世界にある飲食店街みたいだ。

おそらく全店廃墟化しているけど、短い距離に香ばしい店たちがぎゅっと並んでいて夢のようでした、、ここだけ完全に時間が止まっていた…

出会えて良かったな、大仏飲食店街。

 

高岡の町を歩き回り、良い飲食店街にも出会えたところで、そろそろ先に進もうと駅のあるほうに向かって歩いた。

現在地からは先ほどの高岡駅ではなく、隣の越中中川駅に行くと良い感じだったので、そこから氷見線に乗ろうと思った。

 

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新たに出会った蓋。

中央の富山県章と「消雪」の文字が富山の冬の景色を連想させて良い〜。

 

あともう少しで越中中川駅に着くというところで、あることを思い出した。

わたし、新幹線を降りてからほとんど時計を見ていない。そして全く電車の時間を調べていない。久しぶりの感覚で忘れていたけど、旅先では電車の時間を気にせずに行動したらダメなのに……

 

結局、駅に着いてから時刻表を確認すると、次の電車は1時間後だった。


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越中中川駅の駅舎はカラフル

 

新幹線で新高岡駅に着いてからすでに2時間くらい歩き続けているので、そろそろ休みたかったけど、この駅で1時間ぼーっとしてるのはもったいないので隣の能町駅まで歩くことにした。

 

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能町駅は想像以上に遠かったし、途中写真を撮ったりしていたので結局電車の時間ギリギリで着いた。越中中川駅からの思わぬ追加徒歩でかなり体力を消耗した気がした。

 

氷見線赤い電車に乗って、次は雨晴駅に向かう。雨晴は海がよく見える駅として有名らしい。

 

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本当にすごく海が見えた。

 


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漂流してきたおいしい牛乳と中国からのなにか。海を触ったら透明であたたかかった。

 

 

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高岡市のマンホール蓋。

新高岡駅に着いてからずっと高岡市にいたのに、ここに来てやっとデザイン蓋に出会えた。

雨晴から見える景色がそのまま描かれた風流なデサイン。

 

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道の駅雨晴で高岡市のカードも手に入れたので、次は終点の氷見駅を目指す。初めは電車で向かうつもりだったけど、待ち時間が長くてもったいないので路線バスに乗った。はじめから誰も乗っていなかったし、さいごまで誰も乗ってこなかった。

 

バスは大きな道路ではなく狭い道をぐんぐん進んでいった。

 

ふと窓の外を見ると、

 

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いる……

 

 

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わたしの好きな氷見市の蓋がいた……

しかも動画も撮った。
道路にわたしの好きな蓋がこんなにもたくさん設置されてる場所があるなんて。

 

バスが氷見駅入口に到着して、ついに蓋と対面した。

 

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すごい。本物だ…

 


実は1年半ほど前から氷見市の蓋が気になっていた。
魚が描かれている蓋はよくあるけど、三ツ矢の形に重なっているものは珍しくインパクトがあるし、魚が主役かつ詳細に描かれているところが好き。でもそれ以上に、わたしには上手く表現できないけど、何とも言えない魅力がこの蓋にはあると思います。本当に良い蓋……

 

今回の旅はずっと好きだった氷見の蓋ではなく、金沢の某所に行くことが目的だったので、ついで扱いでこの蓋に会いにいってもいいのかな… やっぱり日を改めて氷見の蓋のためだけに旅に出ようかしら… と頭を悩ませていたけど、「推しは推せるうちに推せ」「会いに行けるうちに行け」と言われているように、せっかくチャンスがあるのだから行くべきだ!と思って会いに行った。やっぱり行って良かった…


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こちらの小さい蓋も良い…

うちの庭にほしいな

 


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なんと氷見市寒ブリ以外の蓋も素晴らしい。

「キットちゃん」という市のキャラクターらしい。頭に寒ブリ乗せちゃってるよ…

 

氷見市の蓋はずっと気になっていたので、2020年のうちに会いに行くというひそかな目標が達成できて良かった。

町によってはデザイン蓋がほとんど道に設置されていないところもあるけど、氷見市は町中に寒ブリの蓋が溢れていて鰤のカーニバル状態でした。(わたし目線) いいな、氷見市民…。



好きな蓋とはじめましてを終えて、前から気になっていた「氷見きときと寿し」で遅めの昼ごはんを食べに行く。

氷見きときと寿しは北陸で有名な回転寿司チェーンで、富山に行ったら絶対にきときと寿しに行こうと心に決めていた。

 

わたしはGo Toトラベルの仕組みなどよくわからずに予約したけど、どうやら知らないうちに地域共通クーポンを5000円分も手に入れていた。棚からぼた餅じゃん…(違うけど)

しかも、きときと寿しはクーポン利用対象店だったので、無料(じゃないけど気持ち的に0円)でおいしいお寿司を食べまくろう…!と楽しみしていた。

 

氷見にはきときと寿しの本店が駅から3.6kmの場所にあった。徒歩だと帰りの電車に間に合わなくなるので、観光協会のレンタサイクルを借りた。1日200円(9:00〜17:00)だし、返却場所も3ヶ所あるのでバスよりもたぶんお得。そして自転車は楽しい。

 

土地勘はなく全然知らない道だけど、とりあえず寿司がありそうな方角に向かって自転車を漕ぎ始めた。

 

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田んぼと山とレンタサイクル。

 

自分ひとりだけの道を自転車で駆け抜けるのはとても気持ちが良い。

こんなにも速く風を感じられて、なんだか最強みたいな気分になった。

 

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途中、氷見昭和レトロ館という面白そうな施設を見つけた。

入ろうと思ったけど、入ったらたぶん寿司を食べる時間がなくなるし、わたしはこういう施設でおじいちゃんに話しかけられて長居しがちなので見学はやめておいた。

近々「氷見平成館」もできるらしい。めちゃめちゃ面白そう〜。昭和以上に興味深いかもしれない。完成したらぜひ行ってみたい。

 

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自転車を漕ぎ続けて25分くらいで「氷見きときと寿し 氷見本店」にたどり着いた。

寿司、食べまくるぞ……!

 

と思ったけど、どうやらGo To トラベルのクーポンには紙クーポンと電子クーポンがあるらしく、わたしの持っている電子クーポンは、きときと寿しでは利用対象外だった…

高級回転寿司食べまくりの夢が早々に破れた。電子クーポン、、、、、

 

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トロ3貫盛り、納豆巻き、甘海老を食べた。

分厚めの魚は柔らかく、しゃりも大きくて食べ応えがあって美味しかった。

Go To トラベルの紙のクーポンを持ってたら20皿くらい食べたかった。電子クーポン、、、


お寿司を食べて、16時半頃にお店を出た。

山と田んぼに囲まれた夕方の氷見は少し寒かったけど、温かい緑茶と美味しいお寿司のおかげで、身体の中はぽかぽかしていた。

自転車の返却時間は17時で、その13分後には高岡行きの電車が出る。まだ30分くらいは時間があるので、海沿いのサイクリングロードを通って駅に戻ろうと思った。

 

が、サイクリングロードに出るまでに道に迷ってしまい、サイクリングロードにたどり着くまでに10分近くロスしてしまった。

17時の返却時間に間に合わないと観光協会の人に迷惑がかかってしまうので、借りたママチャリでサイクリングロードを爆走した。もはやそこが海沿いである必要なんてなく、景色なんてほとんど見ずに、背の高い木が延々続く道路沿いをとにかく漕ぎまくった。

 

今日は昼も相当歩いたのに、なぜわたしは富山で必死に自転車を漕いでるんだろう…と思いながらもすごく頑張った。

 

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結局、返却時間を2分すぎて氷見駅に到着し、予定通りの17時13分の電車に乗ることができた。

今日はずっと雲っていたけど、帰り道の空は嘘みたいにきれいだった。

(少しだけ明るさを調節したけど無加工でこの空はすごいでしょう…)

 

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手に入れた氷見市のマンホールカードとお茶

 

 

乗り換えで間違えて逆方向の電車に乗ってしまい、慌てて降りた知らない駅で呆然とするやつをやってしまったけど、無事に宿のある金沢駅に到着した。

 

金沢は2年半ぶりで2度目。前回に来た時も夜だった。

2年半前に行った時は、まだ18時台なのにすべての店が閉まっていた。すべてというのは盛りすぎかもしれないけど、本当にそのくらいの勢いで店が閉まりまくっていた。大きなデパートが立ち並んでいて都会の雰囲気があるのに、びっくりするくらい人がいなかった。

夜行バスまで時間があったので、しばらく街を歩いたけど、真っ暗で誰もいない見知らぬ地を散歩してるわたしって…と虚しくなった。本当に、すごく真っ暗だった。

 

それが今回はなんということでしょうか。

人がいるし、店は閉まっているのもあるけどまあまあやってるし、とにかくたくさん人がいた…!人がいるだけで安心度が格段に違う。

どうやら金沢は駅から少し離れた片町という場所が1番の繁華街らしい。

前回行った時は、片町までたどり着く前にゴーストタウン具合にびびって引き返してしまったけど、そうか、片町だったか…と2年半越しに気づいた。(しかも前回は平日に行ったから余計に人がいなかったんだと思う)

 

ホテルにチェックインすると、お風呂に入るでも寝るでもなく、テレビを見てぼんやりと過ごした。

この旅の真の目的は氷見市のマンホール蓋を見ることではなく、このあとにあった。

 

それがこれです。

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ヤッホー茶漬けこと「志な野」

 

メニューがあるのにも関わらず、頼めるのは1種類しかないだとか、接客がすべて「ヤッホー」で行われる などの情報を聞いて、数年前からずっと気になっていた。

そんなヤッホー茶漬けが10月24日に閉店することを知り、どうしても行ってみたくて今回の旅を決心した。

 

閉店間際だからか、ものすごい行列ができていた。

わたしは開店ちょうどの21時から並びはじめた。初めはそこまで寒くなかったけれど、10月中旬の夜の金沢はじわじわと寒く、じっとしていると足や手の先が固くつめたくなって、身体が芯から冷えていくのを感じた。

あまりにも寒いし、iPhoneの充電も危ういし、もう諦めて帰ろうかなと50回くらいは思ったけど、これが旅の1番の目的なのにここでヤッホー茶漬けに行かないでどうするんだ…と気持ちを奮い立たせて頑張って並んだ。(偉い…)

 

21時から並んで、お店の中に入る頃には23時になっていた。


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メニューは色々あったけど、席に座ったら「ごはんヤッホー」「出汁ヤッホー」と言われて、これらが出された。

お茶漬けの具材の種類はこんなに豊富でごはんはおかわり自由。

 

梅や昆布をトッピングして、自分で出汁を注ぐ。

湯気が立ち上るお茶碗を手に取って、出汁をひとくち飲んだ瞬間、氷が溶けるみたいに、寒くてかたくなった体が解れていくようだった。あったかくて天国みたいな気持ちになれた。

具材をごはんの上に贅沢に乗せて、2ヤッホーして、ほかほかでアパホテルに帰った。

 

 

「巨大観音像と廃墟編」につづく

 

2021年になりました

 

あけましておめでとうございます。

約2ヶ月ぶりのはてなブログです。すずめ園です。最近はnoteで自由律俳句交換日記の更新で精一杯でしたが、今年ははてなのほうもたまには更新したいものです。もはや毎日更新してた頃が懐かしい。

2021年も健康で楽しく過ごせたらいいなと思います。自由律俳句のイベントもたくさんやりたいです。きっとおみくじも大吉だったし、良いことあるでしょう。今年もよろしくお願いいたします。

 

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昨日は山梨県に行った。

ラジオの生放送にゲスト出演することになっていたので、朝からバスタ新宿発の高速バスに乗って行った。高速バスに乗るのは久しぶり。新宿駅前のビル群や飲食店街を抜けて、高速に向かう景色が懐かしかった。

 

ラジオを聴いたり居眠りをしながら、10時前には山梨学院大学前に到着した。生放送は大学1階のサテライトスタジオで行われる。

この時点で入り時間まで3時間もあったので、とりあえず甲府駅で過ごすことにした。甲府は都会なので、駅前を散歩すればたぶん3時間なんてあっという間。

 

大学の最寄り駅に向かう途中にいきなりいたよ。

 

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ハッピードリンクショップが。

 

ハッピードリンクショップとは、山梨県と長野県を中心に展開している自動販売機のドライブイン

数年前に石和温泉で初めて見かけたのだけど、ネーミングのダサ絶妙さと、自販機が並んでいるだけなのに「ショップ」と名乗っているおかしさに一瞬で惹かれた。

 

これが一目惚れしたハッピードリンクショップ春日居鎮目店。

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この「いらっしゃいませ♡♡」の表示よ、、

 

ハッピードリンクショップ」って名前…なんというかすごく “陽” だ。頭空っぽなタイプの強い陽を感じる。それでいて看板の落ち着いた配色と安心の価格設定。素晴らし〜。

ネットで調べた情報によると、自動販売機が4台以上並んでいて、駐車できるスペースがあればハッピードリンクショップとしての条件を満たしているらしい。普通のハッピードリンクショップの他に、ハッピードリンクショップミニや、ラッキードリンクショップも存在するそう。ラッキードリンクショップ、出会いたすぎる。

 

駅のホームで電車待ちをしてたら、向こうのほうにも「ハッピードリンクショップ酒折2号店」を発見した。

 

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まだ山梨に着いてから15分しか経っていないのに、早速ハッピードリンクショップだらけ。

 

そんなハッピードリンクショップの見える酒折駅を出発して、3分ほどで甲府駅に到着した。

甲府市の蓋は市の花ナデシコがデザインされたものだった。

 

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町並みによく馴染んでいるし、ナデシコの花のは他の花の形と被らない、おしとやかな雰囲気がある。

 

甲府駅から見えたお城のある舞鶴城公園を通り抜けながら、とある場所を目指した。

 

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途中、絵に描いたような罠があった。

危うく引っかかるところだった。

 


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横断歩道の向こうに突如現れた謎の観音像。

 


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正体は「朱宮神佛具店」だった。

石川県の加賀温泉でも同じようなことがあったけど、普段生活していて街中に突然黄金の観音像が現れることがないのでドキッとした。青い空に黄金が映えてる。

 

甲府駅から30分くらい歩くと、目的地の甲府市立図書館に到着した。

 

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マンホールカードを手に入れた。

町にある蓋はモノクロだけど、カードはカラー蓋になっている。どうやら、このナデシコの花のデザインは耐摩耗性と耐スリップ性も兼ね備えているらしい。すご〜。とても機能的で良い蓋。

 

甲府市にはナデシコのカードの他にも、信玄ミュージアムで配布している武田信玄デザインのカードがあるけど、こちらは駅から遠いし、プリントシールタイプの蓋だったので取りには行かなかった。

マンホールカードをもらうという目標も達成したので、また甲府駅の方へ歩いて戻った。

 

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仲見世

 


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軽食 喫茶 てんとうむし

 

ここまで淡々と散歩をしてきたけれど、この日の山梨は激寒でした。東京も寒かったけど、山に囲まれているので余計に寒く感じた。

1時間くらい歩き回っているうちに、ラジオでちゃんと話せるか不安なくらい冷え冷えになってしまったので、気合を入れるためにほうとうを食べることにした。

 

Googleマップで「ほうとう」と検索して1番駅に近かった、セレオ甲府内にある「郷土料理 信玄」に行った。

 

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ほうとうだ…

ほうとうのこと何も知らないけど、きっとこれがほうとうなのね……

太くて平べったい麺と、かぼちゃ、にんじん、里芋、豚肉などの具材がたっぷり入っていて芯から温まった。体感では4℃くらい体温上がった気がする。ほうとうを食べてとても元気になったので、スタジオのある酒折駅に向かった。

 

ラジオはゲストコーナーと、川柳コーナー合わせて1時間弱くらいの出演だった。

主にひとり旅とマンホール蓋のことを話した。わたしは話すのが好きだけど下手なので、今回もわけわからないことを喋ってしまうのではないかと恐ろしかったけど、パーソナリティーの神部さんと飛騨さん、内田さんのおかげで楽しく話すことができた。良かった。

川柳コーナーで自分の作った川柳と自由律俳句を読み上げる時、自分の声にエコーがかかったのが嬉しかった…ラジオだ…って思った。リスナーの方が送ってくれた川柳を読むのも、全く思い付かなかったような発想がたくさんあって面白かったな…

 

無事に生放送が終わって、帰りはまた高速バスに乗る。

オファーをくださった内田さんにバス停まで車で送ってもらったのだけど、ハッピードリンクショップが気になっていると話したら、何店舗か回ってくださった…!

 

(ハッピードリンクショップに行きたいってどんなわがままだよって感じだけど)

 

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ハッピードリンクショップと、

 

 

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たぶんハッピードリンクショップミニと、

 


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NOTハッピードリンクショップ

完全にハッピードリンクショップの出で立ちなのに違った。

 

内田さんは山梨県在住で、よくハッピードリンクショップに車を停めて飲み物を買うことがあるらしい。まさにハッピードリンクショップ側の狙い通りだし、ハッピードリンクショップが生活に根付いているのを知って感動した。わたしが感動してるのかなり意味わからないけど。

念願の「ハッピードリンクショップに車で行って飲み物を買う」というやつもできた。

なぜか飲み物を買う動画まで撮ったよ。

 

 

ハッピードリンクショップのほっとカルピスって美味しいのですね。

こんな感じでとても良い一日だった。

 

しばらくはこんなふうに散歩や県外に行くこともできなくなるし、控えなければいけません。ですが今回、年始からラジオに出演させてもらえて、山梨に行く機会をいただけたことに本当に感謝しています。滞在時間は短かったけど、ほくほくな気持ちで新宿行きのバスに乗りました。そして今日は引きこもっている。おそらく明日も明後日も引きこもるでしょう。

また世界が落ち着いたら旅もしたいしイベントもしたいですね… ラジオも出たいです。

 

ハッピードリンクショップと最初と最後に願望を書く回になってしまいました。

ではまたね。