アイスミルクを飲む
私は豆乳と甘酒が好きだ。
キッコーマンから出ている豆乳が好きでよく飲んでいる。(以前は紀文だった)
最近の新商品はチェックできていないけど、高校生の時にほぼ全種類の定番商品を飲んだし、季節限定商品(やきいも味、おしるこ味、さくら味など)もだいたい飲んだことがある。
黄緑色のパックでおなじみのノーマル豆乳を飲む頻度が1番高いけど、「甘酒味」が結構好きだ。
豆乳も甘酒も好きなので初めてスーパーで見つけた時は神の飲み物かと思った。
神の飲み物は過言だったけど、ちゃんと甘酒と豆乳の味がして美味しかった。
他の人は甘酒味豆乳の魅力に気づいていないようで、数年前売れ残りが大学の購買で激安で売られていたのを見かけたことがある。
これです。パッケージが赤いところも好き。
甘酒は冬に飲むのはもちろん、夏にも冷たい甘酒を飲んだりする。
中でも数年前に見つけて衝撃だったのが「スパークリング甘酒」。
これはジンジャー風味だけど、私が飲んでいたのは普通のスパークリング甘酒。
甘酒に炭酸を入れるという発想がなかったので美味しくないだろうなと思いながらも、気になって買ってしまった。
実際に飲んでみると、まずくはなかったけど未知の飲み物すぎて美味しいと思っていいのかよくわからなかった。
炭酸の泡がカルピスソーダくらいやさしかった。
そう疑問に思いながら飲み、疑問に思い続けながらも、なぜか私はまたスパークリング甘酒を買っていた。
いつのまにか新感覚な魅力にハマっていた。
話は逸れたが、去年12月〜今年の3月までの冬シーズン私は一度も甘酒を飲まなかった。
それはアイスミルクにハマったからだった。
アイスミルクというか ただの冷たい牛乳なんだけど、
「アイスミルク」って言葉がなんかいいよね。
きっかけは清野とおるさんの漫画『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!①』に出てくる「アイスミルクの男」だった。
ドトールの裏メニュー「アイスミルク」を飲んでいる男を店内で見てから、自分もどんどんアイスミルクにハマっていくという内容。
この漫画は数年前に買って読んでいたけど、久々に読み返したら「アイスミルク」のことがとても気になってきた。
漫画に登場するドトールのアイスミルクは、氷の入った冷たい牛乳にガムシロップが別添えしてあるものだったけど、
まず私は家にある牛乳をそのままコップに入れて飲んでみた。そしてこう思った。
(牛乳、うま・・・!)
甘い、冷たい、美味しい…素晴らしい!
牛乳を牛乳オンリーで飲むのはいつ以来だろうか。
やさしい甘味とこってりしすぎないまろやかさが自分の好みにばっちりハマった。
それからの私は、家で牛乳を飲むことを楽しみに生きるようになった。
出先でも「おいしい牛乳」の200mlパックを買って飲み、家に帰ってからもコップ2、3杯の牛乳を飲んだ。何回飲んでもとにかく牛乳がうますぎた。
家には普段から母が紅茶に入れる用の牛乳(500ml)が常備してあったが、私が牛乳にハマってからは500mlだと足りないので毎回1Lパックを買うようになった。
そのうちネットで「牛乳 おいしい」や「高級牛乳」と調べるようになった。
なかなか手に入らないレアな牛乳や超高級牛乳にも憧れたけど、ひとまずスーパーで買える中でちょっとお高めの「タカナシ 低温殺菌牛乳」や「東京牛乳」を“ご褒美”としてスーパーで買ってみたりした。
ちょっとお高めの牛乳は自然な甘味と後味のさっぱり感が美味しかった。
けれど、私のような成分調整・無調整も気にせずに買う者にはトップバリュで十分だと思った。
(むしろトップバリュの牛乳好いてます)
高級な牛乳も美味しいけど、安い牛乳もまた別の美味しさがあった。
コメダ珈琲のメニューには「アイスミルク」がある。
私は他の飲み物には見向きもせず、即決で「アイスミルク」注文した。
今まで家で飲んでいたのはただの冷たい牛乳だったが、コメダの「アイスミルク」には氷とガムシロップが入っている。
飲んでみると、衝撃的に美味しかった。
なんかもう牛乳じゃなかったんだ。
いや、さすがに牛乳ではあるけどソフトクリームの血が4分の1入ってるみたいな、まろやかさわやか甘牛乳だった(?)。即飲み干してしまった。
一緒にコメダに来た牛乳嫌いな友だちが、
前に牧場の新鮮な牛乳は飲めたと言っていたので
「これ、牛乳じゃないよ!だから飲めるやつだよ!」と言ってみたら、
「牛乳と納豆だけは絶対に無理だから」と言われた。
じゃあ牧場の新鮮な牛乳は飲めたエピソードは一体何だったんだよ。
牛乳は冷たいものに限る。
豆乳も紅茶も緑茶もホット派だけど、私は「アイスミルク」にハマっていたので冷たい牛乳を飲みまくった。
しかし当時の季節は冬。
牛乳には身体を冷やす効果があるらしい。それを寒い時期に何杯も飲むのは良くないだろうな思っていたところに、普段滅多にできることのないニキビができた。
原因は異常なくらいに牛乳を飲んでいたからのような気がした。
冷えるしニキビもできたので、これを機にしばらく牛乳は飲まないことにした。
毎日何杯も飲んでいた牛乳とお別れするのはつらかったが、少しずつ飲む量を減らし、そして1日1杯も飲まなくなった。
ニキビが治ってしばらく経った。
私は久しぶりに牛乳を飲んでみた。
が、
久々の牛乳にものすごい「牛み」(うしみ)を感じた。
(「牛み」なんて言葉は存在しませんが「エモみ」とかの仲間だと思ってください。)
牛乳に“牛み”を感じてしまったらおしまいだ。
牛みが気になって気になって仕方がない。アイスミルクでも牛乳でもなく“牛の乳”を感じてしまった………。
こうして私のアイスミルクブームは3ヶ月ほどで幕を閉じた。
と言いつつも、それからもちょこちょこ牛乳飲んでます。牛みを感じたのはその時くらいだった。
私はやっぱり牛乳のことが好きだ。
最後に喫茶店っぽい「アイスミルク」を作って終わろうと思う。
この前はブログで急にゲーム実況主になったけど今日はクックパッドになります。
まず、使う牛乳はこちら。
さっきスーパーで買ってきた「まきばの空」(¥198)です。
銘柄や成分調整・無調整にこだわりはないからいつも適当に買ってる。
低脂肪乳と牛乳もどきはなんとなく買わない。
グラスに氷を入れて牛乳を注ぎます。
今回は喫茶店風なので、ティースプーン3杯分のガムシロップとバニラエッセンス3滴を入れてみました。
〜アイスミルクの完成〜
ちょっとソフトクリームのにおいがする。
飲んでみます。
あ〜!甘いです。美味しい!
コメダ珈琲で飲んだアイスミルクほどの感動はないけど、ガムシロとバニラエッセンスを入れたことでかなり“牛み”が消えた。
もっとガムシロを入れるとコメダの「アイスミルク」に近づくような気がする。
甘いまろやかな飲み物が好きな人にはおすすめ。
ところで、
これ お気に入りのグラスなんだけど
完全にワンカップの瓶だよね。
「奇声を発して暴れる坊や」で買ったよ。
これにアイスミルクや炭酸水や稀にお酒や豆乳やモンスターやジャスミンティーや水を入れて飲んでます。